やってみたいんだろ?なんでやらないの?
なんて軽く言う人はいますが、できない人と出来る人がいると思う。
その違いはなんなのか、できない人は一生できないのか?
本書はそんな疑問に答えてくれる。できるできないの前に、まずはしてみよう。
人にバカにされるのが恥ずかしい?じゃあまずは、自分に対して発表するんだ。
目次
本の紹介
ずっとやりたかったことを、やりなさい
ジュリア・キャメロン著
あらすじ
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
タイトル通りだ。
この本では、それをするための方法を紹介している。
その方法とは、大きく分けて3つ。
モーニングページ、アーティストデート、アーティストになる契約書。
モーニングページとは、毎朝きまった分量の文を書くこと。それは決して誰にも見せない、秘密の文章だ。うまい下手なんて関係ない、ただひたすらに書くのだ。
アーティストデートとは、定期的にデートすること。相手は自分の中のアーティストだ。感性と言ってもいいのかも知れない。気になっているもの、心が動いたものに果敢に挑戦する習慣だ。
アーティストになる契約書とは、自分自身に課す契約だ。なりたい自分を定義する、と言ってもいいかもしれない。
感想
すること。できること。
多くの人は、「それが出来るなんて素晴らしい!」と言う。
でも、そうじゃないんだ。出来るんじゃないんだ。“した”んだ。
この本は出来るようになる方法を書いているようでいて、その実際は“する”ことを説いている。
モーニングページは毎日書くことだし、アーティストデートは定期的に自分の感性に向き合うこと、契約は自分と約束すること。
することを通してしか、出来るようにならないんだ。
そしてまた、出来ることという、一種の特技を身に着けるような訳ではない。
自分の行動は、誰かに見られることなんだ。だから、単に見せるのではなくて、魅せるというかなんというか。
仕事や技を披露するのではなく、芸術なんだ。
そして岡本太郎の本ではないが、芸術を生むことには痛みやものすごいエネルギーが必要だ。
エネルギーを蓄える方法も紹介されているので、詳しくは本を読んで頂きたい。
まとめ
やりたかったことは、やってしまおう。
やってしまうまでに腰が重い人は、とりあえず本書の内容に従ってみるといい。
自信を持って欲しい。あなたはアーティストだ。

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