関西弁を教えたくて

紋別で暮らす姪っ子に関西弁を教えたくて、この本を手に取った。

こんな方におすすめ

子供たちと、いつも一生懸命な大人達

本紹介

「ぼちぼちいこか」

いまえよしとも/やく、マイク=セイラー、ロバート=グロスマン/え

偕成社

この本について

 カバ?がやりたいことに挑戦し、カバゆえに失敗するお話。

 自尊心をボロボロにされそうな失敗であっても。「こらあかん」で済まして次の興味に移ってしまう行動力には脱帽する。

 挑戦することの尊さみたいな堅苦しさはなく、諦めの大事さを示唆するわけでもない。

 ただ、やりたいことが見つかったら“全力でぼちぼちいく”だけである。

 そんなことは考えなくても、可愛らしいキャラクターとテンポの良い展開、オーソドックスな関西弁のリズムが心地よく、何度も読み返したくなる。

 ただし非関西弁話者にはおすすめしかねる。その場合は関西へ語学留学するか、関西人の友達を作って頂くことをお勧めする。

最後に引用

 ぼく、しょうぼうしに、なれるやろか。


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