何かを始めたいけれど、始め方がわからないし、まだ世界にないものを生み出すなんてどうすればいいのか…
と思い、この本を手に取った
こんな方におすすめ
チャレンジしたい人
本紹介
「ゼロからトースターを作ってみた、結果」
トーマス・トウェイツ 著、村井理子 訳 新潮文庫
この本について
500円のトースターを自分で作る。
こんなに不可能に近く、また”無駄”なことに時間とお金をかけて何になるのかと言われるとその通りだ。そして予想通り、いわゆるトースターをゼロから作ることについては、困難を極めた。
ただ、そんな結果の分かりきったことであっても、ルールを決めてそれに則り、詳細に記録する。そうすることで日記が記録になり論文になり、果ては本になる。
全く新しいアイデアはもちろん魅力的で楽しい。でも、難しい。
何か始めてみたいと思ったら、まずは既存のテクノロジーを詳細に模倣することから始めてみるのも有効なのかも知れない。
そしてその場合、アイデアを加える必要がある。例えばそれは、自分なりのルールを加えるということかも知れない。
その行動の検証方法やプロジェクト立案について、この本は分かりやすくユーモアたっぷりに教えてくれている。
失敗なんてない。うまくいかなかった結果を発見したんだ。
そんな言葉を、誰かが言っていたような気がする。
最後に引用
あらゆるプロジェクトにおいて、ルールはとっても重要だ。
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