手紙で思いを伝えるって、素敵ではないですか。
そして相手に好意的に思ってもらえるように気持ちを伝える”恋文の技術”
そんなものがあったら、是非とも習得したい。
そう思って、本棚にあったこの本を手に取った。
勉強にもなり、キュンキュンも出来るはずだ。
こんな方におすすめ
恋をしたい人
本紹介
「恋文の技術」
森見登美彦著 ポプラ文庫
この本について
恋をしたい人は、いますぐこれを読んでください。
片思いしている人は、こんなもの読まずに行動に移してください。
能登に飛ばされた大学院生の主人公が、100%成就する恋文の技術を習得すべく、そして寂しさを紛らわせる為に文通を始める。
外堀を埋める友人、愛の鞭を振るいすぎる先輩、尊敬してくれない妹、そのほか愛すべきキャラクター達との文通武者修行が繰り広げられるなか、主人公は意中のあの人に手紙を書けないでいた。
果たして恋文の技術は完成するのか?思いは届けられるのか?
と言ったお話。
この本を昔、友人の女性に勧めたことがあったが、
「なんか文章が苦手」と言われた。
シンプルとは言えない、むしろ言葉に言葉を重ね過ぎた言い回し(言い訳?)の数々に、読んでいて疲れるというのは確かにわかる。
けどそんな長ったらしい言葉も、
「かっこよく見られたい」「かっこ悪く見られたくない」
と言った恋愛経験値最底辺男子特有のオトコゴコロから発せられた強がりなのだ。
だから、「かわいいな」と思って頂けるとこれ幸い。
というか全恋愛経験値底辺男子を代表してお願いしたい。大目に見てあげて下さい。
そして我慢しながら最後まで読んで頂いた女性、または全ての方々へこのことを聞いてみたい。
こんな主人公のような男子(男性)は、どうですか?
最後に引用
道行く男の四割は阿呆、さらに四割は役立たず、残る二割は変態である。
コメントを残す